Murakami Kaizoku / 村上海賊キャラクターデザイン

しまなみ海道エリアを舞台に活動した村上水軍は、その従事者たちのお墓や旧砦がある島で育った私にとっては、とても身近で親しみさえ感じる存在でした。

この度は、「村上海賊」のキャラクターをデザインする機会を頂戴しました。
(アイキャッチ画像はイメージスケッチ)


村上海賊公式webサイト

「襲う」「奪う」よりもむしろ「守る」。
村上海賊は、この地を渡る船の安全や祖先から受け継いだ信仰、かけがえのない穏やかな暮らしや、大名顔負けの優雅な文化、そして何よりもこの美しい瀬戸内海の風景を守ってきました。(webサイトより引用)

今治市役所様より情報掲載OK、どんどん出してよし、とのことで、以下制作のバックグラウンドを残しておきたいと思います。

まずイメージについて

『村上海賊』という時代性およびかつて血の通いがあったそのものを
現代において再び紹介すると考えたとき、歴史的な史実の再現というよりはむしろ、
それを反映させつつも、同時に抽象性を帯びた、
普遍的なキャラクターデザインが好ましいのではないかと考えました。
その点において、例えば、人物をキャラクターにするのではなく、
鯛を祖先にもつ架空のキャラクターを考案しました。
村上義弘公、村上景親公等、具体的なキャラクターを再現するのではなく、
村上海賊とこれから新たに親密な関係を結んでいくキャラクターをイメージしました。

タイ長
鯛を祖先にもつ村上海賊の案内人。性別のない生き物(聖霊)

この「人でなきもの」を祖先に持つという発想は、1994年4月〜我々を育んでくれた、イルカを祖先に持つ山村先生の「パクシ」氏から着想を得ています。
(私は「パレード」と「ダンス」回が大好きです。大人になって「ダンス」を見ると、心がときめき、少し涙が出るのは私だけでしょうか。)

監督、アニメーション、脚本 : 山村浩二
撮影 : 秋吉信幸
音楽 : シジジーズ、須藤隆
制作 : NHKエデュケーショナル、ドウズ
https://aucview.aucfan.com/yahoo/m93735674/より引用


元々案内人は一人だったのですが、
それから、あれこれと妄想的にイメージを広げていくうちにタイ長の相棒や、自然とともに生きる海賊たちが、

自然の中に友人を見つけていくイメージが浮かび、「タイ長」の他にもデザインしました。

村上海賊といえば「陣羽織」、そして甲冑は実際に博物館の学芸員さまより資料をいただき、参考にしました。
水軍の拠点によりエンブレムもパターン化されています。
ミュージアムでは実物の展示に加え、実物を身につける甲冑体験などもできます。



「村上海賊戦国時代体験VR」(AOI Pro.制作愛媛県今治市)

そしてこれらのイメージやキャラクターは、村上海賊ミュージアムにて体験できるVRの中で使用いただきました。

VR制作はAOI Pro.様。

プロデューサー: 松井公平、三橋夕陽、田之江秀泰 (敬称略)
メイキング撮影: AOI Film Craft Lab.


詳細はぜひ、AOI Pro.プレスリリースをご覧ください。
そしてぜひ現地にて、海賊たちの疾走感を体験するとともに、村上海賊の生きた背景を体感ください。



それと同時に、「しまなみアートミュージアムオンラインツアー」(AOI Pro.制作)がリリースされました。
こちらは今治市しまなみ海道エリアの11の文化施設や見どころを、タイ長 とともに謎解きしながら巡るウェブコンテンツです。

©︎今治市(@imabari_city)

しまなみエリアには、先述の村上海賊ミュージアムの他に、建築家伊東豊雄先生の美術館や、平山郁夫先生のミュージアム、タオル美術館、友人が島を訪れてくれた際には必ず案内する、亀老山展望台(隈研吾氏)、初めて出逢った画家である野間仁根先生のバラのミュージアムなど、実はたくさん。
まずはぜひオンラインで、今治市しまなみエリアのオンラインツアーお楽しみください。
🐟https://www.shimanamiartmuseum.com/🐟

(また私事ですが、私の実家と父方の叔父の家ではこの村上海賊がかつて食べていたという郷土料理「焙烙焼」を出す店をしております。ご興味のある方は、ぜひお尋ねいただければ幸いです。 )
海宿千年松民宿名駒

世界観イメージスケッチ


日本遺産「村上海賊」公式webサイト

日本遺産「村上海賊」公式ツイッター@jh_KAIZOKU

今治市公式ツイッター@imabari_city
コンテンツプレスリリース

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